恐怖・心霊体験3 臨海学校での出来事
またまた、まだ心霊・恐怖の話です。怖いけど、気になる、そんな方はどうぞ。
こちらはB級、脱力系?なんなんだ系~の駄菓子屋で売っていた、「怖い話ガム」です。こういうのを見つけると、つい買ってしまう、そんな多趣味のB型です。この記述とガム商品は特になにも関係ありません。個人的な記述です。
自分が小学生の臨海学校で遭遇した、摩訶不思議・怖い系の思い出の記事です。夏になると未だに思い出す、そんな出来事です。
小学校は都内にありがちな、少人数、かつ2クラスの総勢40名弱の同級学年でした。臨海学校は、千葉県の岩井海岸で、旅館・宿泊所というより、海の民宿・田舎の大きな農家?みたいな雰囲気でした。リックや水筒を持って、バスで移動、川崎からカーフェリーで房総半島へ、教師引率の元、海岸近くの宿泊場所まで向かいました。
宿泊所についたら、先班の他学校の生徒達が終了式をまだやっていて、こちらは、入り口の庭先広場で、一休みになりました。木陰で休む者や花壇を見ている者、其々が広場内で待機してました。
自分ともう一人の友人(普段は別クラスで、こうして一緒になる事もテンションUP)は、終了式を覗きに行こうと、ちょろちょろと探検気分で木柵を廻って忍び込んでみました。
そこには、農家風の大きな茅葺・平屋の建物がありました。終了式はいつの間にか?終わっていて、平屋先には、誰もいない状態でした。友人と「もう、終わりか、戻ろう」みたいな会話をしながら、もう少し、ひょいと平屋の正面に出てみました。
すると、平屋の正面に立つと、縁側と広間が大きく見える畳の大部屋の中に、1組の布団が引かれ、中には老人が寝て、2~3人の和服?姿の、やはり老人姿で看病をしている様に布団廻りに鎮座してました。でも、その人達と自分達は、一切目を合わす事無く、じっと動かない様子です。こちらには気がつかないのです。友人とは、その人達に見つかって先生に言い付けられるとマズイので、戻ろう!とすぐ退散しました。
皆んなのところへ戻ると、今度は一転、2人して「ばばあが寝てたぞ」?なんて、お調子こいてました。所謂、女子に向けてからかってました。
そんなこんなで、臨海学校の始まりの訓示タイムとなり、移動です。移動先は、先ほどの農家風の大きな茅葺・平屋の建物の正面です。人が寝てる前で、訓示の演説か?とも思いながら、我ら生徒の前に立つ先生の後ろには、先ほど見た布団と鎮座している人達の姿が全然無いのです。摩訶不思議?、きれいさっぱり、何も無い、畳の大広間状態です。
なんだったのかと????でも、まだ小学生ですから、特に判る訳でもなく、むしろ、訓示の早終わりを期待してました。
訓示が終わると、宿舎へ移動ですが、なんと、正面の農家風の大きな茅葺・平屋の建物です。あの布団が引かれた広間の部屋が宿でした。この時に、からかった女子から、嘘つき呼ばわりされて、凹みます。
その広間では、食事時にテーブルを出して、寝る時に布団を敷いて、蚊帳?を取りつけて、なんだか楽しい集団生活でした。夜には枕投げ、野球大会(その頃、野球パジャマが流行)で、蛙や虫の声が聞こえる、ごく普通の臨海学校です。楽しいから、あの布団の事は忘れた感じです。
次の最終日の夜、外にある、洗面・水道場で、あの友人達と歯磨きをしていた時に、たまたま、宿泊所の叔母さんが洗いモノをしていたので、何気なく、あの事を聞いてみました。
すると、開口一番「あんた達も見たんかい」的な事を言われ、友人2人で納得です。なんだったのか?は記憶薄ですが、当時は、布団を見た事が嘘ではなかった事の証明が出来た事が嬉しいので、気持ちがその方向に向いてました。小学生では、嘘つきとかその辺りの真偽が重要です。今、思えば、叔母さん達は判っていながら、そんな処に寝せるなんて!とクレームを言いたいです。
もちろん、嘘つき呼ばわりした女子も呼んで来て、キャーキャー言わせました。さすがに、恐がって夜は寝付けなかったのか、次の日のカーフェリー内で、何故か、お菓子を貰った思い出があります。多分、それまでの人生初!の女子からの何となく嬉しいプレゼントの記憶だから、恐怖より思い出が強いかもしれません。
あの、布団に寝ていた老人と鎮座していた人達は、いったいなんだったのか?未だ、解明してません。
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