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2010年11月17日 (水)

酉・の市の目的:見世・物小屋

見世物
見世物
見世物
見世物
酉・の市で新宿に行く理由が、花・園神社の露店に「見・世物小屋」があるからなのです。

拒否反応もあるかと思うので、その場合はスルーでお願いします

酉・の市は新宿の花・園神社で開催されていますが、神社は芸能に繋がりがあり、アングラ劇団系唐十郎の芝居小屋でも知られています。その関係かどうか?判りませんが、この酉・の市の開催時期に神社内で見・世物小屋が見られます。だから、貴重な機会、ここに行かないと観られない、それが目的で行く理由です。

ちなみに雑司ヶ谷の鬼子母神、靖国神社のみたままつりでも観られる時もあり、全国を巡業しているらしいですが、私はこちらの開催時を狙って行きます。

子供の時、日暮里の諏訪神社で、在道時代に旭川の常盤公園・招魂祭、札幌の北海道神宮で観た事がありました。何となく、歴代?ほぼ同じ出し物~出演者の気がしてますが、考えても2~3十年はお付き合い?になるので、それも凄いかなです。

ちなみに、6日に呑んだ友人には遠慮され、自分も観覧する事が出来ずで泣いてます。(待ち合わせが深夜で、それまで友人を待たせていたので、断念)

写真の描かれている蛇女についてですが、この様に妖艶な美女がニシキ蛇を体に巻いての登場イメージは違わないのですが、美女がかなりのご老配なのです。昔の子供時分は、説明の口上で「遥か山奥で蛇と共に生活して~」と盛り上げてくれますので、何が出てくるのか~と期待がUPしてきます。で、白い着物襦袢を着たご年配女性(婆)?の登場で、喝さいとが入り混じります。今はもう、大人は判っているので、あくまでも、場を楽しむものであって、見世物興行を歴史ある芸能の側面として観劇する気分が必要です。

かつては、というか記憶では、「牛女」の見世物がありました。やはり、看板の垂れ幕には、体が牛で、顔が妖艶な美女で、牧場につながれている?絵がありました。同様に盛り上げる大体的な口上の説明の後、登場したのは、手足の短い、やはり、かなり年配の女性で、トコトコと舞台を器用に進み歩いて行きました。すぐに先天的な障害だと判りますが、子供時分には、充分な衝撃です。ギャグで牛のように太った女性が出てくる!なんてものではないので、神妙な面持ちです。

狼少女?の見世物もあり、記憶の口上では「森の中で狼と共に住み~」と垂れ幕に狼の乳を吸う赤ん坊~野生の生活などが描き込まれて、出てくるまでドキドキでした。狼少女、所謂、毛深い、またまたご年配の女性の登場です。童話の「狼にそだてられた子」を読んでいて、登場までのドキドキ感は結構ありました。小さい頃の記憶であやふやです。

映画で言えば、「フリークス」な世界です。でも、伝統芸能として、江戸時代から興行が大衆娯楽文化として広まり、かつては何千軒?もあったそうです。かつては、あの菊祭りの界隈でも、この見世物・出し物小屋が立ち並んでいたそうです。

最近は、牛女の出し物は見受けません。蛇女の出し物の一つ、蛇を口で噛み切る、白装束のご年配の女性~ここ十年ほど同じ顔の方ですから、相当な年齢かと思います。顔を真っ白にしていますが、ひょっとして70代?80代?なんて感じです。もう出演しなくなったのかなと、毎年?あらぬ想像をしてしまいます。

と、いつも思うのは、次回(来年)の興行はあるのかな?の心配です。毎年行くほど行けていないので気にしてました。

昔は1000円?、今は800円の入場料になってました。面白ければ、1000円釣り無しです。

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