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2010年11月19日 (金)

貴重な興業、「見・せ物」へ行きました

見世物小屋
見世物小屋
見世物小屋
見世物小屋
映画のついでに、せっかくなので、トリの市の見・せ物小屋に行って来ました。

先週、入れなかったの、今回は単独の約4年振り?くらい、久しぶりの「見・せ物小屋」見物でした。

実際に見てみたら、以前の自分の記憶?より、色々、良い方に変化していました。まず、みせもの小屋興行がこの小屋のみ雄一になったそうです。もう同業者はいないそうで、最後の興行団体になりますが、競争相手がいなくなり唯一の興行会社・最後の砦の見方もありますが、芸事が多様化した現在、ココにしかない貴重度でプラスではと思います。

さらに今年の「みたままつり」では見世物ではなく、お化け屋敷をやった事、演者が2人も若返った事!プードル犬の芸がなくなっていた事、週刊紙の取材が多い事などです。

演者には、お馴染・おみねばあさん(白装束)は~どうみても80近い・超えているよう?、健在でした。弟子というか、若いお姉さん(赤い襦袢・黒髪、名前は忘れ)が居て、そのお姉さんがおみねばあさんの変わりに蛇食芸をやっていました。弟子入りを志願?して、見世物小屋に参加したそうです。

2枚目の垂れ幕の赤い襦袢と大蛇の絵がお姉さんのイメージに似ていて、他の垂れ幕と絵柄タッチが違い、新し目に描かれている感じがします。顔を真っ白の口裂け女メークに日本人形の様な黒髪で、女優の広田玲於奈似?です。舌舐めずりして、蛇を噛み切りますので、とてつもなくホラー雰囲気のインパクト大です。

もうひとり、初めて見たギャル風の若い女性(名前ぴょんちゃん?)原始人風衣装で登場でした。幾分?NEWなハーフ顔立ちにも見えなくもないけど、そのあたりは、黙って受け流す雰囲気かなと思います。この2人の演者登場で若返った?印象あり、見世物興行の未来も安心?です。

雑誌の取材も多いそうで、自分同様、見世物小屋目的で酉の市に来る人が多いと言ってました。

昔に演目にあった、プードル犬の芸はもうやっていない?のかどうか不明です。どうみてもピンク色などにスプレーされたプードルは、可愛かったので残念です。

見世物小屋の商売形態も興味深く、やはり、100年以上?続いた?秘訣もあるようで、今月に早稲田大学の講座に見世物小屋文化の講演があるようです。

ディズニーランドの経済学ならぬ、見世物小屋独自の営業スタイル~トコロテン方式の客捌き流れ、料金後払い、外から中の演芸がちょっと見える興味引き、客引きの口上と開始の定期的なベル鳴らしなど、長年続いた商いの仕組みが随所に見受けられます。

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