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2010年12月 1日 (水)

旧・陸軍登戸研究所から学んだ、平和を願い&平和に感謝 

登戸
登戸
11月に2回も!こちらの資料館に行くとは思ってもいなかったので、色々振り返ってとても良い勉強をさせて頂きました。特に、館長による、説明・解説ツアーでは大変に有意義な時間となりました。(ミクシーの戦跡コミュにも、説明ツアーの情報を記述しています)

「フィールドワーク 陸軍登戸研究所」姫田光義・監修、旧陸軍登戸研究所の保存を求める川崎市民の会編、定価700円、発行所・平和文化 の本は、まずは初めての研究所を理解するところの参考文献になるかと思います。 資料館訪問の後、大学生協の本販売店で購入すると、学割?割引価格で購入出来ます。

2枚目の写メ(資料館パンフから)は、石井式濾過機濾過筒という、浄水機?のような役割のものですが、展示品を直で見ると重い心境になります。汚染された水を浄水する装置ですが、この濾過機の存在が隠された部隊との関わりに繋がる類であり、その関連性については記述が難しいので止めておきます。当時、注目となった森村氏著作の本を読んだ事もある(親が購入後、読書)ので、あの関連が多少なりとも繋がっていたのかと知る由となります。

さっきん部隊と称される部隊の存在は、戦後の日米両国間取引の関係があるので、詳細不明ですが、この濾過機の存在で判るのは、なんらかの細菌を開発し、それから防疫をする必要性の為に、この濾過を開発されたのではないか?ともみられています。毒の解毒するような対象物かと思います。さらに、帝銀事件への関連など、知れば知るほど難しく、長くなるので止めておきます。

こちらの本では、戦後、濾過機は災害時に於ける大切な装置(浄水確保)にもなるという有効的側面も持ち合わせ、兵器としての技術は一転すれば人命尊重への道具にもなるという事を学ばせてくれるとの記述があり、戦争の脅威から救われる気持ちにもなりました。

あまりに知らずに通っていた学生時代ですが、歴史を垣間見れる機会を得る事が出来ました。

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