M9地震の恐怖 水の大切さ
地震影響の関係から、食品や日糧品などの物流の混乱が生じ、店頭に商品が並ばない事態を生涯始めて遭遇する体験です。
カップラーメン、パン、更にガソリンまで、供給困難を目の当たりにして、何かパニックが訪れる前兆のような恐怖感がやってきた感覚です。この困難の終息を願う日々です。
スーパーやCVSの空になった棚を見て思った事~パンやインスタント食品が完売で、以外に飲料コーナーの棚はそれなりに残っている状態に、????でした。(他の空棚に比べて)さらに、外の飲料自動販売機でも売り切れランプ点灯までは見れてないです。
****以下↓個人的な気持ちで、他意も有意もありません****
今回の地震被災地での現況は計り知れないが、もし、又、再発したらとか被害が拡がったらと考えると毎日の日々がどれだけ幸せであったかの有難みを改めて噛みしめています。
当たり前の事が当たり前である日常、振り返ってばかりではあるけど・・・・。
以前、北海道東方沖地震での被災地経験で、自分的に一番の不自由かつ欲しかったモノ、それは食べ物ではなくて、只の水~飲料水でした。
食べ物に関しては、炊き出し配布もあったけど、それを頂けるのは相当な時間が経ってからであり、少なくとも数時間でカラダが欲したのは、水、水分そのものでした。あの時から数年経ても、未だ、あの苦しみからカラダが覚えています。
ちょっと飲もうと思っても蛇口から水が出ない断水状況、商店も倒壊で立ち入り禁止、自販機も遮電で不稼働、とにかく身近なところから水(飲料水)が入手出来ないのです。
被災地入りする前には、そのような事態は思い浮かばなかったので、水筒を持ってくるどころではなかった、気が回らなかったです。気が回っても、水筒が家にあったのか?です。
被災地の水道管破裂で溢れている水は、汚れて、とても飲める状態ではない~当り前です。廻りに水たまりが散在しているけど、どうにもならない、どうしようもない、泥水ばかりです。
この時のカラダの記憶で、腹が減るより、はるかに喉が渇く~水が欲しい訴え感覚が早く上回りました。普段の日常生活でそんなに喉が渇く感覚を感じる事はないけど、それは多分、気が付かないうちに水分を補給しているのかもしれません。
空腹は1日我慢できても、水・水分は1日どころかその半分さえも我慢出来ないかもしれません。
この時の記憶で、災害地では「水(飲料)」が重要になると独断・自己体験からインプットされてます。
空になった食品系棚に対比して、まだまだ余裕のある飲料水コーナーの姿は????何でという思いが真っ先に浮かんできました。
買い占め云々ではないですが、飲料~ペットボトルの水、ジュース、ビールなどがまだ残っている内は、安心。つまり、本物の枯渇~パニックまでは至らない、一時の風潮の買い占め程度?、ぐらいの、じきに収まる印象がバックボーンの記憶体験とともに感じています。
おおげさではないですが、本当の飢え、飢餓は、まず水からだと思います。まだ、蛇口を捻れば水も出るし、水道も問題なく使えるので、水には困らない日常生活で見えて来ないだけです。
本当に水までが足りなくなってきたら、ヤバいと思うのは私だけ?
そして被災地には水の供給が一番かなと思います。
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コメント
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『空腹は1日我慢できても、水・水分は1日どころかその半分さえも我慢出来ないかもしれません。』飲料水の備蓄の大切さを教えて頂きました。防災ワークショップで飲料水の備蓄の大切さを啓発していきます。私も北海道に住んで後数か月で30年です。ボランティア活動の一つに北海道防災マスターの活動があり、この文章は励みになります。
投稿: 凌々 | 2013年9月15日 (日) 18時18分
凌々さん、コメントをどうも有難うございます。
返信が遅くなりました。
北海道東方沖地震での被災地経験も徐々に記憶の彼方になりつつも、あの時のキツイ体験はカラダが覚えているようです。
北海道防災マスターの活動をされているのですね。
防災に対する取り組みの重要さは大事と思います。私のログで何かしらのお役に立てて頂ければ幸いです。
有難うございます。
投稿: ゼブラ | 2013年9月19日 (木) 10時28分