新撰組(新選組) 副長 土方歳三 忘れない夜
こちらの写メの焼酎・ZIPANG新選組土方歳三は2004年の大河ドラマ放映時に購入した新撰組関係アイテムの1つです。飲み終わったけど、お気に入りで大事に保管してます。日野の新撰組祭りで購入してました。
土方歳三、新撰組については既に語り尽くした感も否めないけど、未だ~かれこれ20数年以上は魅かれてハマって好きで愛して?魅力的で・・・・まだまだ尽きないけど、これからもずっとハマっていく事は間違いないです。
5月は、沖田総司、伊庭八郎、彰義隊の命日、そして、土方歳三の命日でもあり、毎年5月は感慨深い月でもあります。
アルバイトして金銭的に余裕(程でもないかな)が出てから、新撰組関係の史跡巡りの頻度が拡がり、板橋駅前から日野、流山、函館・松前、会津、京都などに出掛けて、就職活動中の履歴書には堂々と「新撰組研究」と記し幾多の役員面接でその談義に盛り上がり、思わぬ処で随分と助けられたりしました。
当時は新撰組関係が京都が一番充実、そして土方歳三は函館が一番充実していたような思い出です。土方歳三の生家は、今の改築前の頃は現在程の充実&盛り上がりもなく、生家の公開も極限定されたものでした。生家へ辿り着くのはクルマ所有していない頃は交通手段が大変でした。京都でも前田家の家屋内には入る事が出来ませんでした。この辺りの変化も「大河ドラマ」ブレイクがもたらしたように感じます。
友人達には、新撰組、土方歳三の絶大なるファンである事、加えて衣装持ち(ダンダラ隊服、刀など)である事はB型故良きにせよ悪しきにせよ知れ渡り、その効果?か、お土産やグッズ情報が手元に来易くなったという、これまた塞翁馬、歴史マニア・ヲタク呼ばわりされても偶には良い事があります。
持つべきものは友とは言うけど、私が絶大なる土方歳三ファンである事を知っている友人がもたらしたエピソードは格別な賜物であった事がありました。
先月、TWIの情報で、元NH.K連続朝ドラ俳優のM・T氏の自殺報道があり、旧友SHIN君(中学からの同級生)がそのM・T氏と小学校同級生でした。その話でS君とも数年振りに話し、訃報はもとより懐かし話で盛り上がりました。そして、北の大地での忘れられない新撰組のエピソードの話もでて、「そっちはあいかわらず、新撰組か?」でした。
その友人SHIN君は、新撰組、土方歳三は知っているけど、日野の石田までは知る由もなく、嫌いではないけどそんなに興味はない、ごく一般的な歴史認知度数?です。
お互い大学は違ったけど、やれダンパだ合コン、バーべQ、はてはバイトも一緒で、上野で飲むときは私の希望で御徒町にある居酒屋「池田屋」(ベタだけど入店時に‘御用改め、突入’の掛け声)、私の家に泊る時の朝の目覚まし時計は、池田屋突入の階段昇降効果音とともに鳴る「日本の夜明けじゃ、おきた、おきろ!」の「目覚まし時計 そうしくん」で、新撰組への感化を相当受けて?貰いました。
20代後半北海道転勤時代は、数年遅れてS君も道内へ転勤、私は旭川・S君は札幌で、ススキノ周辺もS君の影響?で開拓しました。
会議で札幌に来た時、仕事明けの夜はS君と夜の屯田兵?を目指します。
その頃もススキノは客引きが凄く、最初はバシバシ勧誘されたけど、在道も長くなってくると不思議と勧誘が無くなり、地元に溶け込んだ雰囲気で慣れてきます。
雪の降る2月、キングムーで虚しくも釣果ゼロ、家呑みと言う事で友人S宅に泊めて貰います。
この日の夜が忘れられない出来事になるのでした。
部屋に着くなり結婚式の引き出物をポン・・・・新郎新婦の紹介アルバム、コピー程度ではなく製本された本格的なアルバムを、「コレ、お前ならたまらないだろ」的な感じでイキナリ差し出してきました。
新郎新婦が二人で幸せそうに写っている写真・・・・、新郎がスーツ、新婦が赤の某外資系客室乗務員の制服姿のツーショット。
そりゃまぁ、デス関係には男なら誰でも反応しますが・・・・、S君の母親は元JALのデス、父親もJALなのでコレも凄い繋がりだけど、S君共々お互いデスには当然憧れ続け、それで綺麗な外資系の方の写真を見せられた!でも、コレで何が?と思ってました。
しかし、いつものテンションではないS君に????と思うも、余裕をかましたニタリ顔で「お前の大好きな新撰組の孫娘だぞ」との一言で、こちらはUPUP爆発、大パニックになりました。
ツ―ショット写真の横には両人の紹介文が掲載されており、なんと!こちらは幕末の・・・・新撰組組長の土方歳三氏の曾曾孫にあたる・・・・云々の説明がされており、歳サンの御子孫がこちらに・・・・アルバムを持つ手が震えました。
私の興奮にS君も驚いて笑い転げる始末も、追い打ちを掛ける様に、新郎はクラブ活動時の後輩で披露宴に出たという・・・・、つまり、S君とも同級生な私は必然的に新郎とは同窓生(後輩)に当たる訳で、それも頭を過ると、新撰組が~大興奮!!が収まりません。
土方歳三の家系にあたる子孫の方がいらして、資料館の館長兼説明して下さる方は存じていたけど、綺麗な曾孫娘さんの存在までは知る由もなく、1冊のアルバムに北の大地での忘れられない夜になりました。
今でこそ、織田家家系の方もTVで見受けますが、ネットも無い時代には今ほど情報収集がスムーズではありません。
酒を呑むも、しばしアルバムを眺めさせて貰い、床に着くも、いにしえの歳サンの面影を想い、慈しみ、土方歳三ファンは興奮で寝付けずに一晩を過ごしました。
S君と久しぶりの件で後日合う事に、是非にアルバム持参をお願いしてます。(荷物で嫌がるかな?)
3枚目の写メは、北海道限定発売・燃える 土方歳三サイダーです。
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コメント
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ゼブラさん、こんにちは。
「熱〜い」文章ですね!
好きなお気持ちがビンビン伝わってきます。
NHK大河の新撰組!は普通ならクライマックス
というか盛り上げ処に持ってくる「池田屋事件」
よりも、その後の山南さん粛清シーンを
キーポイントに置いたところがなかなか目新しい
というか三谷脚本のちょっとヒネクレ全開
でしたね。
番組途中で人気の出てきた堺雅人氏の演技
に引きずられた部分もあるのでしょうけど。
キャスト陣も仲良いようで、同窓会をやったり
三谷脚本の舞台に藤原竜也、中村勘太郎、
吹石一恵の3人が出演したりしてますね。
昨年末に見た香取慎吾出演の番組に藤原
竜也が出演していましたが、大河の事も
話していました。
投稿: Sasa | 2011年6月11日 (土) 09時01分
Sasaさん、コメントをどうも有難うございます。
(土曜から留守にしており返信遅れました)
非常にマイペースで暑くて濃いログにもどうも有難うございます。土方歳三への思い入れはついつい熱くなってしまいます。
NHK大河‘新撰組!’は楽しみにしていた番組でした。堺雅人氏の山南さんについても語ると長くなりますが、切腹の回はとても印象にあります。
脱走・切腹の実際の史実は不明部分も多いらしいですが、三谷氏脚本で新撰組の結束力を高める為に幹部自ら己が犠牲になったという描き方が素晴らしかったです。処罰後、組長と歳さんが2人で号泣シーンを盛り込むなど、グッとくるものがありました。
ちょっと昔ですが2001年の堺氏映画「ココニイルコト」での大阪弁のニヒルな演技も素晴らしく、スガシカオの曲とともに感動した作品ですが、真中瞳を抜いた作品であれば(ファンの方ゴメンなさい)・・・・と。(当時は真中さんの方がメジャーだったと思います)
>昨年末に見た香取慎吾出演の番組
私も観ていました。お互いの役名で呼び合うなど仲の良い雰囲気も素敵でした。
NHK大河‘新撰組!’は大好きな番組です。
投稿: ゼブラ | 2011年6月13日 (月) 11時38分