幕末&幕臣ファンである私の最高位は徳川慶喜公
写メは東叡山寛永寺、第15代将軍・徳川慶喜の謹慎場所、徳川将軍家の菩提寺としても歴史ファンには馴染み深い場所です。
戊辰戦争では「賊軍」となってしまった朝敵・徳川家や幕臣ですが、私は何故か?幕臣側に傾倒してしまい、幕末の志士という響きも好きですが、歴史を学び始めた中学生時代から幕臣側に魅かれています。
戊辰戦争が起こったから列強諸外国に日本の植民地化がされずに済んだ、という大意もあるので、勝てば官軍負ければ賊軍の言葉通り、結果が良ければそれで良しでしょう。
新選組に関しての想いを昨日語ったので、今度は、幕末に於ける幕臣の最高上位に相当、つまり将軍・徳川慶喜様について、又々語ってしまいます。
会社員時代1年生の丁度今頃の6月、バブルも下降気味、でもまだまだ景気が良かった1990年代(平均株価3万以上?)頃に、知り合いになったNさんとの思い出です。
Nさんの会社はSに―、一般職のOLではない品川の本社勤めの正社員だったから優秀な女性でした。出身学校は中学から付属の目白にある皇族の行く学校、父親が医者、さらに特待生にもなった事も聞いていたので、所謂お嬢様でした。
エルメスのベルトをプレゼントに貰っても、こっちはそれに合わせたスーツがない!会社員1年目はスーツも靴も数が揃わず、スーツはマルイのバーゲン御用達&スカスカの財布にマルイのキャッシングで待ち会わせに何とか辿り着く苦労&見栄が懐かしいです。こういう時、男は悲しい生き物です。(悲しい事に入社1年目の夏のボーナスは見習い扱いで支給されませんでした)
銀座のラジオシティ、Mカルロも行けば、偶に意表を付いてホッピー飲み屋、遊覧船の缶ビールと、DJ気取りで作ったユーロビートをカセットテープにと、ハマりの20代でした。
ある時、東京タワーから増上寺を通って竹芝桟橋へ・・・・のオリジナルストーリーを考えてました。増上寺は大きい寺なので通るのも時間が掛かり、増上寺(アンサイクロぺディア)の都市伝説なども語りつつ、ちょっと恐がらせれば親近感も高まるの狙い?、20代の男ならそれなりに考える事です。
お寺とGHQの関係から徳川家の事について、さらに寛永寺とも関連している旨を説明しながら歩いて、次いで「最後の将軍・徳川慶喜」の説明時に、歴史ファン&幕末・幕臣ファンには衝撃的な事が起きます。
「同級生に、徳川慶喜の曾孫娘がいた・・・・」と、何気なくつぶやいて。
歓喜のデカイ声を挙げたのを鮮明に覚えてますが、ぶったまげる飛び上がる、テンションUPです。
Nさんは歴史に興味ないけど、その同級生は名字も徳川で、お殿様の家系で知られていたそうで、皇族関係が多い学校であるから全然普通に感じていた事ですが、こちらにしてみれば、雲の上の遥か彼方の尊い存在です。
まさか、最後の将軍家の子孫の方がいらしたとは驚きでした。
しかし、私のような幕末の幕臣側の人物(新撰組、彰義隊、伊庭八郎)が大好きで傾倒している者には、徳川慶喜は最高位ランク、この方以上の方はおりません。
今ならネット検索できそうですが、当時は何も情報入手手段も無く、まして徳川家(一橋家)の家系の御子孫とは、感涙です。
幼稚園の時に聞いた、お殿様(徳川慶喜)が謹慎していた話はずっと覚えていました。
曾孫娘さんはとても優秀で、大学はそのまま皇族系ではなく、なんと最高学府の大学に入学されたそうです。
色々聞きたい、尋ねたい事は山ほどあるけど、遠慮がちに、立場的に気兼ねして尋ねるのはマズイ・・・・と判りつつも・・・・言葉には出せなかった「会わせて欲しい」、同級生なら大丈夫ではと錯誤しつつも、ついに勇気がなかった。
後日、こちらが気を使った事に反してあっさり普通に高校の卒業アルバムを見せて貰い、徳川家(一橋家)のお殿様の血を引く御子孫の御顔を見て、感動のあまり涙ぐんでしまい、情けないやら恥かしい姿を見せてしまいました。
自分の家系・先祖は幕臣側ではない雑兵レベルらしいですが、いにしえの幕臣の気持ちが憑依?してしまい、バカみたいな話ですが、まるで自分が幕臣の家来で、お殿様の御先祖が無事でおられた姿を確認して安心?みたいな、忘れられない一時でした。
歴史上の人物に会える事は当然不可能ですが、現在の子孫の方や直系、血縁関係の方に会える事は、私にはたまらない夢の様な瞬間です。歴史の息吹を感じれるというか、繋がった事が嬉しい、言葉にはならない気持ちです。(歴史興味無い人には、????意味不明と思いますが)
思うに、何処でどう人に繋がるか判らない、恐さも反面、面白さも反面あるので、やっぱり人の付き合いは大事、人間関係大切にしたいです。
追記:
昨年、歴史上の有名人「新渡部稲造」の子孫の方にも遭遇↓ブログ
:2010年6月 3日 (木)新渡戸稲造のひ孫・アクアちゃん!、艶やかな女優・仁美凌さん 出演の舞台
アクアちゃん♡セクシーです↓
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