「新選組」 吟醸酒で誠を想う
八王子に行った時に購入した、新選組をネーミングにした吟醸・日本酒です。澤ノ井?か小澤酒造か?・・・・ちょっと忘れてしまいました。日野や八王子でも色々な新撰組アイテムが販売されているので、ついつい目に付くと買ってしまいます。
八王子は、奥さんの親が住んでいるのでちょくちょく出かける事が多いのですが、家族から歴史廻りは敬遠されて、折角の機会が生かし切れていないのが寂しいです。ここ最近は日野も含めて、新撰組関係の歴史巡りがとても充実しているので、いつも心残りで後にしてます。
新撰組について語ると長くなるけど、何時頃からハマったのか?覚えがないのです。
幼稚園の寛永寺で上野戦争や彰義隊を知って歴史に興味を持って、中学のクラブは歴史クラブに入ってました。そこで幕末、特に戊辰戦争を学んで、強く興味を持ったのがハマりのスタートです。
夏のクラブ合宿では、年毎に山形の鶴岡(庄内藩)、新潟の長岡と例年の幕末巡りで、中学生ながらに幕末ハマりに拍車が掛かりました。この時の影響で、坂本竜馬など有名な志士より、むしろ徳川家・幕臣側(戊辰戦争では賊軍)に傾倒してしまった(以後ずっと)のです。
鶴岡の「庄内藩校・致道館」では中学の先輩に当たる方が役所関係に従事、その御蔭で詳細な説明が受けられ、奥羽越列藩同盟の義に忠実な、その結果故の壮絶な有様に衝撃を受けた記憶です。記憶では?、藩主が会談・講義?した堂内で講義を受けたという、今となっては貴重な時間でした。
その時の講義で、清河八郎が庄内藩出身のことから、新撰組(この時までは悪者と思っていた)や小石川の伝通院(新撰組の前身・浪士組のスタート場所)を聞き、後日、伝通院まで自転車で行った事があり、多分、この時ぐらいが、新撰組を知り始めた頃?のようです。
たまたま、伝通院近くのスーパーに家族で買い物に行く事が良くあり、帰りの都度、伝通院の前の坂道を下るので直ぐに判ったのです。
それまでの自分の新撰組=悪者みたいなイメージが覆されたタイミングもあったのです。坂本竜馬は新撰組に切られた?とも感知違いしてました。さらに、新撰組は京都の人とも思ってました。
そして、何かの本(多分?新人物往来社刊行物)で見た、土方歳三の写真に魅かれ、新撰組の近藤勇を始め、多くの者が関東出身とも知り、ますます虜になったのです。(コレが何時か不明)
又、学生時代に友人が調布に下宿し、それこそサークル・コンパ帰りには必ず集まって更に飲み明かす事を繰り返し日常、その密かな楽しみの1つに、酔狂の翌日に地図を頼りに「近藤勇の生家」に行く事も何回かしてました。当時は徒歩で行っていたのですが、看板も朽ち、草茫々の荒れ放題だった記憶です。
調布に泊る(飲み明かす)楽しみが、この「近藤勇の生家」で、さすがに同行に付き合ってくれる人はゼロ、今思うとクルマも持っていない頃でよく歩いて行ったな!です。
日野も某女子大があって、サークルの勧誘チラシ配りでは率先して日野担当希望でした。もちろん、ついでの目的は「八坂神社」と「日野宿本陣」でそばを食べる事だったのです。この「日野宿本陣」では土方歳三が寝転がった経緯がある部屋も当時のまま、新撰組ファンにはたまらない場所だったのです。当時は、あの歳サンが!の場所(部屋に入る事はNG)がある事が凄い、でした。なんで?そば屋だったのか?、歴史遺構物として保存されないのかなぁなんて思い過ごす事もあり、ネットも無い時代、調べる事も知る事も出来ず、せいぜい書物や出版物で探し当てるくらいしか情報収集出来ませんでした。
現在、「日野宿本陣」は博物館になってますが、当時のサークル仲間に何故に日野担当希望をしたのか・・・・その理由は誰も知る由もなく、あれから20数年の今も封印してます。
その頃、新撰組関連で良く聞いたのは、1987年のテレビ朝日・TVドラマ時代劇スペシャル「新撰組」(子母澤寛・原作)で少年隊の東山紀之が沖田総司役で出演、この影響で随分、女性ファンが新撰組に興味を持ったブレイク?がありました。
東山紀之ほどカッコいい、新撰組の沖田総司。沖田総司が美少年剣士というイメージ、この影響が残っている?かもです。
映画では1967年の東宝作品「新撰組」、近藤勇を三船敏郎、お梅を野川由美子、伊東甲太郎を田村高廣と、殺陣の切り合いがド迫力!TV放映されたのをビデオ録画して何度も観てました。
土方・栗塚氏の「燃えよ剣」「新撰組血風録」はもちろん、「蒲田行進曲」階段落ち、「幕末純情伝」、「御法度」、「壬生義士伝」など、他に渋いところで「竜馬を斬った男」。未見だけど、市川雷蔵、片岡千恵蔵も何時か・・・・で数十年経過。
でも、やっぱり、近年のブレイクは「NHK大河ドラマ・新撰組!」からと思います。このドラマの放映から、各地の新撰組祭りが賑やかになって、博物館も沢山充実してきたと思います。
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