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2011年9月22日 (木)

北海道 感想3

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台風が1週間ずれていたら大変だったかなと振り返りながら、北海道3日目の北海道LOVEな記録用ログです。

購入しておいた御土産品をホテルから宅急便で発送、宿泊していたホテルもビジネスホテルというよりシティホテルなので、宅急便コーナーの常駐スペースが設置され、箱やガムテープ、部屋からの運搬などが大変助かりました。

ホテル朝食メニューも北海道らしく、鮭、ニシン、イクラもあり、またまた楽しめます。

雨が降る天候を心配しながら、高速で三笠インターへ向かいます。

三笠インターから、「三笠鉄道村」 を目指し、まずは幌内太駅舎(旧三笠駅)の「三笠トロッコ鉄道」 の受付場所に行きます。

残念ながら雨天の為、本日のトロッコ鉄道は運行中止!、折角なので幌内太駅舎での鉄道ジオラマ体験で遊ばせてあげます。駅舎はクロフォード公園として幌内太駅舎(旧三笠駅)や跨線橋、特急列車、DD515ディーゼル機関車、貨物、車掌車が展示され、雨の中、グルグル見学です。

このトロッコ鉄道を楽しみにしていただけに私が非常に残念!美深のトロッコ鉄道も未訪問だが何れの機会に持ち越し・・・・以外と子供は展示車輛の方に夢中になり、あっさり?して遊んでました。

三笠鉄道村の博物館内の展示品は、大宮の鉄道博物館などに比べると圧倒的に量は少ないが、別の視点方向で魅力があります。

まず、蒸気機関車(コークス工場で使用されていた産業用機関車:S-304形)が動態保存され、乗車や運転体験まで出来ます。 

待機中の蒸気機関車から白煙を出し、汽笛を鳴らし、石炭を放り込むシーンまで直近で見れるので、子供(大人も)は大興奮、白煙の石炭臭?も心地イイ雰囲気で、珍しい光景が見れます。

車両展示車庫には2台の蒸気機関車(9600形、C12形)、電機機関車(ED76505)、ディーゼル機関車(DD13353)が展示され、いずれも運転席や内部まで見学する事が出来ます。EDやDDの内部に入れるのは貴重と思うので、鉄道に詳しくはないけど、ある種?夢の体験なだけにテンションUPです。(実際、入ってみると狭くて大変)

屋外にも展示車輛はDD形を始め、北海道らしくラッセル車、食堂車(中で食事)、子供向けにミニ新幹線や電車子供ライド等もあります。

館内には、運転操作(1回・300円)の出来る鉄道模型ジオラマもあり、土日にはプラレールジオラマ展示もあります。

物販コーナーは子供向けの鉄道おもちゃが少ないので、子供も特に欲しがる事無く平穏無事に、むしろ逆に大人向けの鉄道グッズが揃っていて欲しくなる気持ちが強く・・・・ガマン。

鉄道そのものではないが、幌内炭鉱の歴史についても展示説明あり、蒸気機関車~炭鉱の歴史繋がりを皆間見れる資料も多くあります。

在道時代の営業担当地域(沼田、赤平、芦別、歌志内、幌加内、羽幌など)が、既炭鉱閉山だったり、閉山が決まったり等で、炭鉱と北海道の産業繋がりは感慨深いです。元炭鉱町は夕張が有名(映画のおかげ?かな)だけど、ゴーストタウン化した街は数多く、廃墟まさに終末感です。商店街、学校、公民館、人家、団地、工場などが廃墟のごとく放置されている姿は、産業遺産、時代の変遷のように風化してました。炭鉱の歴史を辿ると、もうひとうの北海道を知るには良いかもしれません。そうする一方、「黄色のハンカチ」の街の破綻過程には一抹の疑問?無謀な計画だったなどを判り、他の炭鉱閉山地域の努力している姿に感動も生じます。

炭鉱からの石炭を運搬するのに蒸気機関車を用いた道内には、その用途の線路、一般的な旅客鉄道ではなく産業鉄道線路も随所に廃線として残され(放置?)、廃線巡りという楽しみ方も出来ます。私も鉄道に関しては北海道関係に魅力を感じていますが、この産業鉄道線路の廃線巡りも何時か辿って行きたい思いです。(慰霊碑があったり、山深い地域には熊出没注意(コレはマジで、遥か遠くに駆け走る後ろ姿を観た事あり)です)

北海道廃線巡りまで語ると長くなるのでSTOP。

この日は休日に当たる日でしたが、食堂車は営業?しておらず、入り口のテントでホットドック?フライドポテトを販売してました。

次は昼食の場所に向けて、三笠インターより滝川方面に向かいます。

本当は滝川の「松尾ジンギスカン本店」であえて、ジンギスカンの誕生ルーツを思いながら?昼食をとりたいが、時間的にキビシイので、途中のサービスエリア・砂川ハイウェイオアシスへ立ち寄ります。ジンギスカンの本店でこそ食べて意味があるのだが、腹を空かし始めた子供がグズリ、本店はスル―になりました。

砂川ハイウェイではレストランを始め、北海道土産やスナック(ソフトクリームやとうもろこし)、そして、松尾ジンギスカンのレストランもあるので、こちらで昼食です。

暫く振りの北海道で食べるジンギスカンにテンションUPしつつ、家族には柔らかい特上ラムロース、私は松尾定番ラムのジンギスカンを食べました。付け合わせに野菜とうどんも忘れずに。

さすがにジンギスカン大好きなだけに、本場で食べるジンギには感涙!

でも、実は松尾ジンギスカンは銀座に店舗を出店している為に、わざわざ北海道で無くても食べれます。

サービスエリアでは道内各地の御土産が一堂に揃うので、またまた物産を買い込んでます。

次は滝川インターで下りて、かつての営業担当地域を巡るドライブをします。

ファミレスや量販店の出店が増えた風景を眺めつつ、グルグルとドライブし、駅前の商店街へかつての担当店を探してみます。

デパート(田舎タイプ)やスーパーが建物そのままに閉鎖・・・・担当の有力大型店も別な店に変換、もしくは消滅・・・・。商店街で唯一の記憶にある店は、ミスタードーナッツSHOPのみという変貌でした。5~6店ほど廻ったが全滅状態、滝川は在道時代を通して常に担当していた地域だけにあまりの変貌に唖然、もちろん、担当店のみならず、商店街、街道・幹線道路沿いの商店など、「A-COOP」も「コープさっぽろ」に変貌?していたなど、浦島状態でした。

なので、赤平・芦別方面を廻る事無く、そのまま旭川に向かう事にします。

国道12号は頻繁に利用していた幹線道路で、思い出の国道です。営業仕事中の飲食店やスーパー、コンビニ、などなどですが、ほぼ無くなっていました。江部乙(現在、滝川市に合併)に「道の駅たきかわ」 があったり、北海道転勤最初の冬に雪で動けなくなり~助けを呼ぶ時に場所の地名が読めず大変難儀した場所「妹背牛」~もせうしと呼ぶが、いもうとせうしで通じず立ち往生・・・・悲しい出来事など。

江部乙駅前(無人駅になっていた)には温泉銭湯「えべおつ温泉」 という、ちょっとレトロな温泉(日帰り)があります。道内の温泉巡りも相当したので、語ると長くなりそうでココでSTOP。

深川も担当地域だったので訪れたいが、午後2時を廻り、早目に旭川方面に向かいたいので深川も残念ながらスル―です。北海道の秋は、だいたい午後3時半を廻ると暗くなり始め、4時台後半には真っ暗という、東京でもそこまでも!という感じな日暮れです。

暗くなる前に、神居古潭のSLを見学したいので、そのまま、旭川手前の神居コタンへ向かいます。

神居コタンの名物:吊り橋を渡り、函館本線旧線「旧神居古潭駅」 を見学です。併設されている、SL蒸気機関車がズラリ3台もあり、D51、C57など3台のSLが並ぶ姿は圧巻です。

詳しくは、旭川博物館 収蔵物は語る 第11回 シリーズ神居古潭 第二弾「SL」:http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/hakubutsukagaku/museum/syuzo/11-sl.html

隊道(トンネル)などから独特な雰囲気が滲みでている要因は↑このような難所の事故が原因かも?です。昼間は景勝地ですが、夜や暗くなってからの訪問は遠慮しています。

この日に訪れた時には、旧駅ホームの旭川寄りの崖が大きく崩れ、土砂で埋まって立ち入り禁止になってました。サイクリングロードで散々走り廻った旧線ロードなだけに残念です。隊道(トンネル)も永らくかけて修復されただけに、サイクリングロードの再開を望みます。

神居古潭の吊り橋近くに売店があり、とうもろこし(湯でとうきび)300円を買います。

旭川市内に入り、地元スーパー「旭友スーパー」に行くも「コープさっぽろ」に変貌!、良く買物していた「スーパー:ダイイチ」 も探すのも面倒なので、こちらでお買い物。

旭川の地元ローカルスーパーで「芦別で製造:昆布エキス入りドリンク・タングロン」 を探すも見当たらない~家族ががごめ昆布にハマっているので、昆布ドリンクをちょっと味遭わせたかった。

ホテルにチェックインした夕方5時頃、肌寒いというより寒い温度、クルマを預かる駐車場の小屋BOXのオジサンがなんとストーブを付けていてビックリ!

お風呂用のタオルセット~北斗星で購入のタオルセットを用意し、夕食に向かいます。

鮨なら「千成寿司」、焼肉なら「朝吉」 のどちらかを選んで貰い、朝吉へ。

大人気な「朝吉」なので待合室で待つ事30分、カルビ、牛サガリ(ハラ)、牛タン、塩ホルモン、レバーなどを注文。名物のラーメンは食べれなかったが、普段ホルモンを食べない家族がココのホルモンは美味いというので、やはり、旭川の塩ホルモン は不思議な魅力の食べ物です。

大阪のホルモンとは違うし、旭川は養豚が盛んな町(トンカツの井泉!)、旭川の第七師団・軍隊の栄養食としてのホルモンの云われもあるので、旭川の塩ホルモンは絶品です。「炭や」の塩ホルモンは都内の物産店で購入も可能です。

旭川名物=塩ホルモンと思うが、B級グルメランキング等でそれほど目立つ存在ではないので、今後に期待です。

旭川で塩ホルモンを最初に食べた「大阪屋」「炭や」での感動は忘れられない味です。塩ホルモンについても語ると長くなるのでSTOP。

次は「朝吉」よりクルマで3分、お風呂のデパート・高砂温泉 に向かいます。

正確には温泉(天然温泉)ではないが、そのような事は気にせず。岩風呂はもちろん!電気風呂?漢方湯、灯台風呂、露天の地獄風呂(赤、緑色)など、更に館内の珍妙な調度品の数々、売店の北海道とは関係の無い珍妙なアイテム~B級的に面白いと感じるか否かで好みが分かれそうですが、子供は多くのお風呂に大ハッスル、すべり台プール(水)もあり、ゲームコーナーもあり、ちょっと懐かしいレトロなゲームも遊べるので、私も大のお気に入りです。

こちらの高砂温泉の直ぐの処に、本物のSLがお出迎え「ニュー高砂温泉」 があります。

ちょっと混同するけど、お風呂のデパート「高砂温泉」、SLの「ニュー高砂温泉」が並んでいるような状態です。つまり、兄弟で経営されているので、ニューが付くか付かないかで判別です。

ニューの方はお風呂のデパートではないので、色々な入浴を楽しめる?という感じでも無く、むしろ客数も少なく落ち着ける感じです。しかし、館内にSL蒸気機関車が展示されているので、コレはコレで相当な珍しい?風景で、鉄道ファンにはたまりません。

「ニュー高砂温泉」のHPの「SLの歴史」を参考に↑ 

そして祖父の姉妹がこちらに嫁いでいた親戚関係で、私が旭川に来ると祖父に連れられSLを見に連れて行って貰っていたという役得?風呂に入らずでSL見学~幼少時は登ったり運転室に入ったりの思い出があります。北海道の鉄道に思い入れがあるのはコレが原因かもです。しかも、展示のC58は芦別で使われた蒸気機関車で、社会人になってから転勤で芦別地区担当にもなるとは、何とも思わぬ繋がりです。芦別には当時の廃線・駅舎などが残っていました。

20年前には高砂台レストハウス(閉店)というジンギスカンレストランがあり、そこにも蒸気機関車が展示されてました。ニュー温泉でSLを見た後、ジンギスカンで又SLが見れるというコースが定番でした。

子供にもこちらのSLを見せるつもりでしたが、家族からNGが・・・・。

どうも?高砂温泉があまりにB級的でお気に召さない?、ゲームコーナーで遊んで9時を廻る時間が遅い、今日は何台のSLを見たのか!(三笠も神居もで約10台近く・・・・)もう充分でしょと・・・・SLの形が違う・・・・と言っても通用せず、全て同じSLに見えてたようです。

しかし、建物から外に出るとあまりの気温の低さに寒さが身にしみ、子供がクシャミをしたので暖房を点けたクルマで、そのままホテルへ帰るように促されました。

その後、夜の街に徘徊?するので、おとなしくホテルに戻る事に・・・・。

そして、又、失敗!チョイ休んだら、そのまま服を着たまま寝込んで、AM2時過ぎ・・・・。既にAM2時過ぎのマジ寒い街中を歩く気力も無く、旭川の繁華街:さんろく徘徊はダメになりました。宿泊したホテルの窓からさんろくの微かなネオンを眺めて終わりです。

旭川の夜、かつての毎晩の飲み歩きを懐かしむ思いも果てました。

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コメント

「今日は何台のSLを見たのか!」と家族に言われたら、「神居古潭のC57はラストナンバーで、現存する唯一の四次形のC57なんだ!」と家族に説得すれば理解してもらえ…そうにないですね(^_^;)。
私も昨年親戚一同を引き連れて九州鉄道記念館を訪れましたが、C59のトップナンバーにガッついていたのは私だけでした(~_~;)。

旭川のさんろくは私も一度豪遊してみたいです(*^_^*)。

大の大人さん、コメントをどうも有難うございます。

神居のC57を御存知とは嬉しいです。
「貴婦人」の愛称のごとく、デゴイチとは又違う趣に魅かれ、こちらでは両車輌を並べて見学できる貴重な展示場所です。
このような事を説明して挙げても興味の無い方には、やはり同じ蒸気機関車と映る?ようです。

C59、こちらは梅小路での展示でしか見学した事が無く、さすがに九州鉄道博物館までは足が届きません。
もしかして?C59目的で北九州まで行かれたとか?・・・・気持ちは判りますが、親戚との旅行ついでですよね?皆さんは鉄道博物館は受け入れて貰えたのか?です。

旭川のさんろく!ご存じとは嬉しいです。在旭時はほぼ毎晩、出没でした。夜はココしかない、他に行くとこないから、一極集中の凝縮された雰囲気が妙に面白い、飲み屋ストリートです。
でもススキノの派手さとは違い、以外と夜はおとなしい雰囲気があります。


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