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2011年9月14日 (水)

北海道 計画2

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今年の震災が起こる前日に北海道の大好きだった祖母が急死したので、焼香はなるべく早く行いたかったが、春から夏の北海道はベストシーズンで旅行の申し込みも混雑、降雪前の秋には行きたかった。祖父も2年前程に亡くなっていたので、焼香が気にはなっていたので、今回の訪北海道で少し安堵の気持ちです。

祖父も何故か私同様収集癖(完全にDNAだな)があり、倉庫に色々溜め混んでいて、亡き後、その後の行方が最も気になるアイテムの1つが鉄道貨車です。国鉄→JR移行時に、一般販売された貨物貨車(ワム)茶色の車輌を購入して、行く度に貨車の扉開閉が楽しみでした。車輪は取り外され、貨車は直置きに固定、大工道具や植木用具などを入れてました。当時、購入には皆反対避難轟々、私だけが賛成の喜びで、いざ購入すると「安物買いの銭失い」~運搬賃が購入価格の数倍も掛かり、それこそ避難の元でした。価値(果たしてあるのか疑問だが)を判らない親戚方に「鉄くず」として処分されていない事を祈るばかりです。貰ってもどうしようもないが・・・・今回の訪問で確かめる目的もあります。

マイペースに、昨日同様、北海道旅行の予定計画です。

②日目

・旅館を出発したら、直ぐそばの「のぼりべつクマ熊牧場」 へ、ロープーウェイで山頂の熊牧場~熊の餌やりを子供に体験させます。

大人でも熊のおやつ(餌やり)は面白いけど、結構な獣の臭いが漂い、餌が欲しくて頂戴頂戴するヒグマ熊が、なにか物悲しい・・・・。熊肉を食べた事があるが、味はともかく、漂う肉の臭いが凄くて・・・・もう勘弁な感じでした。北海道御土産で、熊肉缶詰(熊肉を筍で煮た)もあるが、それも一度の食味体験で充分です。

北海道には、小規模~大規模のクマ牧場が各地にあり、昭和新山、定山渓、上川アイスパビリオン、釧路動物園では熊餌やりも出来ました。動物好きな私は、在道時代に道内のクマ牧場はほぼ全て行っています。層雲峡の手前のアイヌ部落の土産物屋で飼われていた小熊(鎖で繋がれているだけ)がカワイく、写真を撮ると「餌代カンパの箱」があり、真近で見る小熊は格別でした。

地獄谷、伊達時代村、登別マリンパークスも行きたいが、予定割愛。

・国道5号を北上して「白老ポロトコタン」 、アイヌ民族博物館を見学。

在道時代にこちらに行こうというと、同行者に大概嫌がられる事が100%でした。つまり、北海道の学校の修学旅行だとかで行ったりしているようで、今更何で行くの?とからかわれた思い出です。阿寒湖にもアイヌコタンがあり、そちらに比べると観光化されていない、学術的にアイヌ民族文化を学べる貴重な博物館です。

イヨマンテ(熊祭り)の夜、ムックリ演奏(楽器)、チセとか、アイヌ文化に浸かれます。こちらで子供と一緒にアイヌ衣装のコスプレ写真を撮りたい!の目的もあります。

アイヌ人で思い出すのは、あまりにも毛深くてシャツから胸毛がチョロチョロはみ出している方!と遭遇した時はビックリしました。勤めていた会社にもアイヌ人女性が居ましたが、切れ長の黒目、眉毛がキリリ、睫毛が長く、彫の深い顔など、とても綺麗な方でした。ピリカメノコ(アイヌ語:美人)は魅力的、オリエンタルというよりエキゾチック?、沖縄など南国風なイメージも何故か?感じました。

今のところ、家族にこちらの博物館は敬遠&遠慮されており、訪問出来るか否か、未定です。

・国道5号に戻り、白老では有名な竹浦の「かに御殿」 という屋根に巨大な熊と鮭のオブジェのあるドライブインへ立ち寄ります。

このドライブインでのお楽しみは焼き物コーナー、ツブ串、焼きウに、焼き北寄貝、ホタテバター、焼き牡蠣(厚岸産?)、とうもろこし、あげいもなどのスナック系飲食物です。魚貝系の焼き物は居酒屋でも食べれますが、B級的に立ち食いでドライブインで食べるという事が面白いのです。飲み物はガラナエール(コーラ)です。

・高速で小樽へ、祝津の「青塚食堂」 か、「庄坊番屋」 か、「ニューなると」 の何処かにて昼食。昼食後、「おたる水族館」 「小樽市総合博物館(旧:小樽交通記念館)」 へ。

青塚食堂は小樽水族館の側にあり、魚介料理の民宿&漁師風な御店で、店頭で焼かれているニシンの串焼きが楽しみです。庄坊番屋も寿し・天麩羅・鰻の海鮮料理の有名店で、元は消防署というユニークな飲食店です。

そして、ニューなるとは、東京の北海道物産展で知った(ブログ:2011年6月30日 (木)北海道物産展 at松坂屋 )、寿司屋なのに何故か?鳥の唐揚げ(ザンギ)や半身唐揚げで有名な、ちょっと不思議で面白い&B級的な雰囲気もイイ感じな御店です。ニューなるとは行った事がないので、一番気になるお店です。行列もある人気店らしく、鮨と若鳥の半身唐揚げの「若鳥・鮨セット」は是非とも食べたいが、家族との相談が待ってます・・・・。子供は行列してまで食べたいと思わず・・・・、即、食べれないとダメなのです。

「おたる水族館」の来訪目当ては、ずばり、トドやアザラシの餌やり体験です。海獣公園のお楽しみコーナー:http://otaru-aq.jp/fishing%20feeding%20touching.html、バケツに入ったイワシ?をアザラシに餌やり出来る、北海道ならではの珍体験です。もたもたしているとカモメにイワシをさらわれるので注意も必要です。動物好きな自分の訪問希望だが、子供を喜ばせる事が一番の目標、ピッタリです。

「小樽市総合博物館」は一度閉館の憂き目にも合うが、昨年に統合され残存してます。こちらも鉄道好きな親子で楽しめます。

小樽では、北一硝子 、オルゴール博物館、運河探索も、石原裕次郎記念館も今回はスルー。

・小樽インターから高速で札幌インターへ。札幌のホテルに向かいます。

札幌大通り公園でイベント「さっぽろオータムフェスト2011」 が開催されるので、大通り公園沿いのホテルを選びました。札幌にも親戚が居て商売をしており、このフェスティバルにも店を出しています。ただ、親戚の伯父さんや息子さんが店番している訳ではないので会えるかどうかは微妙な予定~?。

札幌にある、お嬢様学校の藤女子は母親の中高出身校で、内地(本州の居住者)ではほとんど知られていないが、北の大地では超有名、在道時代に初めてそのネームバリューを判った程でした。特別オーダー?のリカちゃん人形もあるくらい、札幌~北海道では特別な存在です。

・札幌を徒歩で巡る~とうきびを食べながら大通り公園、TV塔、狸小路商店街 へ。

狸小路商店街は大好きなアーケードのある商店街です。レトロ感もあり、地元商店街っぽい処も面白く、「中川ライター店」「ぎょうざのみよしの ・餃子とカレー」「ぱんじゅう(ブログ:2010年10月25日 (月)狸小路の「ぱんぢゅう」を見つけた )」は懐かしい。雑貨店や北海道土産物店、レトロ感覚とローカル風味などの混在の魅力、アーケードがあるので降雪時期は歩きやすいです。

親戚の伯父さんもこの商店街に店を出していたけど、数年前に撤退しています。一時期の北海道経済の悪化~拓銀破綻・丸井今井破綻・雪印問題など、キビシイ経済です。

・夕食は、かに料理なら「蟹と道産料理の雪華亭」 、道産子居酒屋なら「お刺身居酒屋・瑠久」  、ジンギスカンなら「さっぽろビール園」 「キリン」か「アサヒ」か「さっぽろジンギスカン本店」「成吉思汗だるま」、ラーメンならススキノで「福来軒」 or「山桜桃(ゆすら)」 の何処かを選択。

札幌でカニなら「かに本家」 (何故か?本社は名古屋)だが、子供連れには敷居が高いし、「合戦系のかに食べ放題店」も食べ放題程食べたい年代でもないしで、今回は狸小路に近い雪華亭を選択候補にしてます。こちらだと、コースに毛ガニ姿、たらば脚、ズワイしゃぶしゃぶなどがリーズナブルに楽しめ、子供連れにもOKなようです。

個人的にカニ通専門家ではないが、散々経験してきた体験を元に評して、食べ放題のカニは風味の点で・・・・とにかく腹一杯食べれればイイ、例えばタラバのかわりにアブラカニ 、毛ガニも脱皮前の若毛ガニやクリガニ代用とか・・・・色々あるようで、素人には詳しくは判りません・・・・ので、専門店で落ち着いてカニを適度に堪能したい気持ちです。

瑠久も狸小路にある大好きな御店・本店です。在道時代はTVCMやラジオのCMで「ボリュームガンガン、お刺身居酒屋瑠久!!」のナレーションが懐かしい~動画:http://youtu.be/gEHPy4rC1CQ。本体はメガネ会社らしいが、15年程前は六本木にも支店(現在閉店)があり、散々通った御店でした。刺身がデッカクて、ボリュームが凄い!。

ジンギスカンは松尾ジンギスカンの滝川本店に行く予定もあるので、候補としては選外です。一応、定番のジンギスカンは大好きだが、松尾の本店での楽しみ用&家族がそれほどジンギスカン好きではないのでスル―です。ジンギスカンではないが、牛たんの美味い店「北福仁」 も大好きな御店です。

ラーメンも札幌に来たらで、お気に入りの福来軒の味噌バターコーンラーメンです。御店はキレイとは言えないが、味噌ラーメン(七味をかける)の大ファンになりました。山桜桃は琴似にあった頃からの大ファンで、現在はススキノに御店があります。20代の頃は、友人をまずラーメン横丁で1杯食わし、続いて福来軒で味噌ラーメンを食べて貰う、ラーメン食べ比べを良くして貰いました。さすがにアラフォーの今、ラーメン2杯は厳しそうです。

札幌での夕食は家族に候補内から決めて貰うので、私には決定権がないのが悲しい・・・・こんなに北海道が好きなのに・・・・。

・夕食後、「藻岩山の夜景」へ、クルマで頂上かリフトで。

子供を8時には寝かせたいので、夜は無理かなと・・・・。

・ホテルに戻り、子供を寝かしつけて、ススキノへ。

独りススキノへ・・・・となると何やら妖しげなニュアンスも漂うが、20代のような勢いは失せてます。札幌では親戚の伯父さんに連れて来て貰ったクラブなどの御店、勤めていた会社の方が転職して居たりとか色々で、当時記憶を頼りに徘徊です。もう何年も音信不通で現存店舗&在籍の可能性は低くく、もしかして?微かな期待でのぶっつけ飛び込みです。御店が無いならまだしも、テナントであったビル全体が無くなっていた・・・・なんて事態も想像出来ます。スガイもゲオに吸収→ゲオディノス 、CD店玉光堂など馴染みの御店も・・・・、あの一連の北海道経済破綻の頃が各音信不通のピークだった思いです。

夜のススキノでは、あのパントマイムパフォーマーのオルカ(参考ブログ:旅芸人オルカ ・のんびり生きる )に出会えたら嬉しいです。ロビンソンの前が定位置だったので、今も同じ場所とも居るかどうかも限らないが、以前:白塗り顔→最近:黒マスクのオルカがどうしているかおるか?気になります。

旅芸人オルカ 動画:http://youtu.be/6FG5en_Sl-4 

TV番組を観てから、オルカの半生を知ったので、今も無事におるのか、定職を持ちながらパフォーマーをしているのか、ススキノに舞い戻って欲しくはないが、もう一度見たいパフォーマーンス。零下の極寒の北の大地で、夜な夜な街頭に立っていたオルカの姿・・・・何か心に残っている。

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コメント

貨車は当時いくらくらいで購入したんでしょう?
貨物貨車よりも窓付きの車掌車(ヨ)だったら、今でもニーズがあって売れそうですけど。

「お刺身居酒屋・瑠久」は、こちらも初の渡道の際に行った覚えがあります。
初の渡道から、札幌の宿泊先は大通公園(?)の「エスポ」とかいうサウナが定宿だったのですが、
なくなってしまったみたいで残念です。

しかし、2週間くらい北海道に行かれるのか?ってくらい膨大な計画を練られてますね。
大人の修学旅行北海道編では、企画担当をお願いされますよ。

大の大人さん、コメントをどうも有難うございます。

貨車は20万?運搬&設置代で100万?かなです。無駄使いと思われてもしょうがない?ですね。

「お刺身居酒屋・瑠久」を御存知で嬉しいです。
「エスポ」も懐かしいです。
「ビックシップ」というサウナも御存知でしょうか?

全ては無理ですので、行けるとこまで食い倒れてな気持ちです。北海道は土地勘もあるので修学旅行は行ってみたいです。

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