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2011年9月 6日 (火)

恐怖・心霊体験5  夜の伊豆の峠道で 

:韮山反射炉 Wikより

**

キムチを見れば思い出す夏の夜の峠道・・・・私的な遭遇体験から。

20代の会社員時代に夏のキャンプに出掛け、バーべQやテニス、温泉に伊豆方面に出掛けた事がありました。貸別荘を借りて、外の広場でバーべQを楽しんだのですが、玄関に置いてあった自分の靴の上に、何故か?キムチがベッタリ落ちていて・・・・悲しい出来事があり、そのせいで思い出記憶が強まりました。

忘れもしない靴は、真っ白いキャンバス地の「トレトンのスニーカー」 !!

その白い生地の上に、キムチ(しかも、わざわざ自分が上野コリアン通りで購入しておいたキムチ)が誰が落としたのか?故意なのか、知らずにか?靴を履こうとして愕然・・・・トレトンは素足で履いていたのでキムチ感触も直体験・・・・!

コレが恐怖?という訳ではなく、この出来事があったから、未だにぶり返す思い出なのです。キムチを踏みつけるなんて事はコレ一度キリ、しかも素足で。

白い生地には、さすが本場のキムチのエキスがしっかり浸み込んで、洗濯しても色は取れずにオレンジ色のキムチ/スラッシュが入った模様が悲しかった・・・・。

誰だ!キムチを俺の靴の上に落とした奴!(多分?バーべQ場へ運ぶ途中にポタリと落下)

バーべQの肉にキムチを絡めて食べるのは美味いけど。

**注意、以下、個人的な感想です→心霊・恐怖など苦手な方もスル―で!!

貸別荘は仕事繋がりもあり、超格安で借りられた・・・・しかし、その理由は、リゾート会社が別荘向けに建てたところ、伊豆沖地震?の影響余波で分譲計画が頓挫~持て余して放置、一部を貸別荘にレンタルしているのでした。管理人も下の事務所にしかいない~入り口の柵の鍵を借りるなど、全体的な手入れも悪く、寂れたような一帯で山間部の中腹にありました。

山の斜面に建てられている貸別荘群で利用出来るのは数棟のみ、立ち入り禁止のロープが張られていたり、廃材や朽ちた備品なども転がり、雑草や落ち葉、枯れ枝で、少々の終末感も感じます。リゾートブームに乗って計画が頓挫、物件を持て余しているような印象を加速させます。

風呂は使用禁止の為、下の温泉銭湯まで向かう事になっており、クルマに分乗して峠道を下って町まで出掛けました。

その帰り道で不思議な事象に遭遇です。

持ち主の私が運転、助手席に後部座席にと、皆、風呂上がりで車内は熱気の曇り気味です。峠道に差し掛かると霧靄もあり、フォッグランプも点灯させ、狭いコースをゆっくり登って行きます。その帰り道の左カーブに差し掛かる処で一旦スピードダウン、反射ミラーで対向車のライトを確認しようとした時に、そのポールの横に人の姿が浮かび上がりました。

ポワっ~と横を向いた(こちらを見ていない)顔の向きで、アノラック(雨合羽?)を着た姿が、クルマのライトに浮かび上がったので、助手席の奴と一緒に驚いて・・・・。

後部座席の連中に声を掛けるもカーブを廻るので間に合わず、見たのは自分と助手席の奴だけでした。

コレは一体何だったのか?木や葉っぱの見間違いか?2人でしか、見た話が通じないし、後部座席の同乗者も嫌がるので、特には気にせずでした。

翌日はテニスするグループもいたけど、こっちはクルマで直ぐ下の歴史遺構物「韮山反射炉」 を見学に行きました。

歴史ファン的には、韮山反射炉の見学は小学生以来の2度目でした。この時は反射炉を囲む柵が日露戦争の戦利品・銃剣が付いたライフル銃で代用されていた記憶です。説明員のおばさんが御土産屋に展示している陣笠を見せてくれて、次にお茶の紹介をされて購入せざる得ない状況だった事も記憶してます。

反射炉 とは大砲の製造所、幕末のペリー来航を機に国防強化策として大砲の製造が早急に求めらた時に建設された兵器製造所です。ここで造られた大砲が、江戸の「品川台場」(今で云う、「お台場」 )に設置された歴史があります。

品川台場=お台場・フジテレビの在る場所は、江戸時代は海上防衛の要・要塞(城壁程度)として、とても重要な場所でした。

今は賑やかな場所だけど、当時は江戸幕府管理の重要戦略基点で、機密上、多分?一般人は立ち入る事も近づく事も出来なかったと思います。台場工事も早急な必要性で、工事責任の役人や代官も相当なプレッシャーで日々現場監督していたとも思います。

城の建築関係で良く在りそうな話、裏付けも無く想像の域だが、城の間取りの機密性を保つ為に工事従事の人足夫が処分されたなんて逸話もあります。工事に従事していれば城の内部の間取りが判るので、敵方に情報が漏れる事を考えて始末する・・・・あってもおかしくはない話です。

逸話や伝説でも有名な「武田信玄の黒川金山 の埋蔵金隠し」~花魁淵の伝説 、も金山の秘密隠蔽の為に悲劇があったそうです。(あくまでも伝説です)

品川台場については、急ピッチの工事の重責からの処分?自決?被害者、果ては機密漏洩の為の人足処分等色々な話があるようです。台場という場所も江戸の鬼門、有名な話では東京大空襲での犠牲者亡きがらが墨田川を伝って河口の台場に流れついた話とか、第三台場公園心霊スポットなど、あまり興味本位では触れたくない場所です。

つまり、反射炉で製造された大砲は品川台場用に向けてであるので、想像だが機密事項を守る為に何らかの抹殺処分のような手段があったのではないか?とです。

ペリー来航に慌てた幕府側の動向は、相当な危機感、国難ともいえる事態に翻弄された事は様々な歴史的事件になっているし、かなり重要機密な事象の想像がつきます。

こじつけ?言い回し?かもしれないが、大砲の製造場所もなんらかのニュアンスを感じてしまう印象です。こればかりは個人的な感想なので、伝説や逸話もあるし、いやはや何とも詳細は判らず、でもあえて深く追求するまでもなく、そっとしておく、気にせずです。

大砲の作り方というより、どのくらいの砲門製造数、威力の大きさなど、敵方には知られたくない機密事項の情報守秘に関連した地域での遭遇な体験なので、個人的な想像の域です。

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キムチでトレトンが汚れて悲しかった事件で、その印象が未だ残っているのです。

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