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2011年9月20日 (火)

北海道 感想1

最年少美男子の新撰組隊士・田村銀之助の原版 

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北海道を巡った記録用のログです。

予定の2/3でも消化出来ればと思ったが、実際は半分以下、やはり北海道は広かった。

・上野駅より「北斗星」で函館へ

仕事を定時で切り上げて帰宅、タクシーで上野駅へ、19:06発の北斗星には充分間に合いました。

駅弁の「チキン弁当」を購入するつもりが・・・・なんと!売り切れ・・・・悲しい。仕方なく、とり飯弁当と崎陽軒焼売、「氷結」を購入です。

北斗星の入線を記念撮影して乗車、B寝台デュエットの上段でした。ここで、寝台の狭さに家族から不平の小言が囁かれ、一方、子供は初めての寝台列車で大ハッスル&大興奮です。

まずは車両を探検?させて、食堂車で北斗星タオルセット(タオルの北斗星マーク入り・・・・コレだけの為に)をシャワー券購入列に並んで購入、次はサロンで車窓を眺めながら駅弁の夕食です。

サロン内で何やら鉄道に詳しい方々(中年のおじさんグループ~同世代かな)がいらして、子供へ持参されていた資料の車両機種&ヘッドマークを説明して貰い、見学ポイントとして函館で機関車の切り替えを教えて貰いました。

子供を寝かしつける為に寝台に戻りますが、テンション高い子供が車窓を見たり、ドアを開けたり・・・・で寝ない。家族は寝台の揺れや狭さ(子供と添い寝だし)に馴染めず・・・・不満が出て来て・・・・暫く、私は寝台との通路でしゃがんでいました。

寝台は電車の揺れと線路のガタゴト音が良いのに、興味のない人には逆効果、ストレスを感じさせてしまいました。

翌朝、6:30函館駅に到着、子供の要望で機関車の連結入れ替え作業を目前でじっくり見学、帰還する機関車を最後まで見送りました。

朝市に向かい、まずは第二市場で「イカ釣り体験」です。(時価:今回は1杯840円)

Dsc_0222

最初は格闘するも、頭に針を引っ掛けたら即簡単にイカが釣れて、その場で調理して貰い、隣接の食堂でご飯と味噌汁も購入です。生姜と醤油にイカワタを絡めて食べるイカ刺しは最高!、足もクネクネと動き、新鮮度抜群です。

しかし、動くイカ足を見た子供が嫌がり、イカを食べず・・・・売店のホワイトチョコを食べたがり・・・・。

朝市では両親への御土産品は何処で購入するか迷うところですが、タラバ蟹(アブラカニとの差異、オス・メスの区別、冷凍か活け物の判別等)を、素人ながらに伺っても丁寧に教えてくれた御店にて購入決定です。

タラバは活け物を茹でて貰い、更にタラコ(味は同じで切り落としのサービス価格品)、珍しいバフンウニの殻付き、シマホッケなども一緒に発送です。この辺りの交渉は、いきなり値切りを要求するで無く、御店の方に買う気の姿勢と最低限の知識で、さらに値段より商品プラスのサービスをして貰うようにする方が気持ちよく交渉出来ます。

古物商でのイベントでも、いきなり、商品を安くして!という客には、何かなぁです。そして、安く値段を提示しても買わない場合がほとんど、やはり、最低限の会話は大切です。

函館の朝市訪問も10年以上振りだが、その当時より客数も少なく市場全体の御店数も減少している印象です。定食屋でも行列は何処にも見当たらない・・・・かつては、溢れんばかりの御客で賑わっていたと思いました。夏と秋との違い?季節性もあるかと思いますが・・・・。

そして、レンタカーを借りて函館市内観光!と言っても、私の希望で函館戦争に関連した名所巡りがメインです。

まずは、若松町の土方歳三終焉の地・一本木関門跡を見学・焼香です。家族に、新撰組のウンチクを語り説明して、次は五稜郭に向かいます。

ちなみに五稜郭には隣接の駐車場がないので、近辺の有料駐車場に駐車です。

五稜郭の博物館建物は解体?され、函館奉行所が新しく復建公開されています。

写真のコスプレ屋さんが居て、子供が刀と官軍?陣羽織に鉢金ハチ巻きで奉行所をバックに記念撮影です。レンタル料400円で、子供も刀を持って得意げにポーズ、以外と子連れには楽しめます。

続いて、「五稜郭タワー」に向かいます。新設されたタワーは初めて、かつての御土産所やタワー内が綺麗にリニューアルされています。

ここで、新撰組ファンはグッズの買い込みに我を忘れ・・・・1時間経過・・・・。家族の同行を忘れていた訳ではないが、新撰組グッズの充実は京都や日野以上、特に土方歳三グッズの商品数は日本一かもしれないので、どうしてもハマり易く、眺めているだけでも楽しいのでした。子供サイズの新撰組ハッピは家族に止められつつも、1万円近くも何やらかんやらの購入です。

待たしている間に、売店の「大沼牧場のソフトクリーム」を食べて貰いながら御機嫌伺い、やっとタワーの展望台にて五稜郭の歴史を綴った精巧なジオラマと、360度の函館市内展望を見学です。

あちらこちらに土方歳三の銅像、絵、写真が飾られているので、新撰組ファンは実に爽快な気分、しかし、家族は飽きてきたようで次に移動します。

この時点でスケジュールが圧し始め、元町の探索が出来ない事になりました。

次への移動中に子供が寝たので、これ又!未訪問の、湯の川の海沿いにある「土方歳三・石川啄木 函館記念館」 を単独で見学です。

新撰組に関する資料展示、当時の新撰組が使用していた実物というよりレプリカや使用していたと関連されるアイテムがメインの展示でしたが、貴重な展示品は、僅か14歳の最年少隊士と言われ、美少年だった田村銀之助の写真原版が寄贈 され展示、新撰組ファンは感慨深く見学していました。

田村銀之助といえば、函館で伊庭八郎の最期を看取ったともされる人物で、今回で一番見学したい展示物でした。以前、五稜郭の博物館で、伊庭八郎の銃弾貫通の血痕のチョッキが展示してあったが、現在は何処にいったのか?気になります。

記念館には、土方歳三の懐中時計をモチーフにした、特製・懐中時計が販売されており、欲しかったが、先ほど五稜郭で散財したので、ガマンです。

こちらで長時間の見学をついついしてしまい、家族が寝ていたクルマに戻って函館駅前に向かいます。

駅前のWAKOというデパート?の中に、「炭鉱トロッコ列車が走る、北海道鉄道博物館」 があり、アドベンチャーパスポートにて子供と一緒に遊びます。

デパートの屋内にトロッコ鉄道!という、なんとも面白いアトラクションです。

トロッコ商店街線~レトロちっくな商店街をトロッコに乗ってガタゴト揺れて廻ります。お店の人が手押しでトロッコを押してくれる、まさにトロッコです。

次は炭鉱トロッコ列車~炭鉱内部をモチーフにしたリアルな工具や探照灯、響き渡る車輪音とともに、炭鉱気分?です。

さらに、Nゲージの鉄道模型体験操作でも遊ばせてくれます。

併設の博物館には、払い下げられた道内の鉄道備品が展示してあり、当時の構内アナウンスや発車ベル、駅名看板、ダルマストーブにも雰囲気が盛り上がります。

商店街には、各種鉄道グッズが大量に販売され、鉄道模型や切符や駅弁イラスト紙、鉄道広告、写真や本がありました。

待ち合わせの時間もあるので、ラッキーピエロのハンバーガーSHOPを探すも、駅前には見当たらず・・・・お昼はオニギリを車内で食べながら移動です。

函館での鮨屋も泣く泣く見送りました。(自分が悪い)

私は、北海道らしく、がごめ昆布のオニギリ、土方歳三アンパン(ただ袋に土方の写真があるだけ・・・・)に、ガラナコーラです。

奥さんの父親が眠っている八雲の墓所に到着し、地元の本家・親戚方に御挨拶しながら、御墓掃除と焼香です。

こちらはこれから登別まで行くので、墓所で失礼し、高速で登別に向かいます。

長万部のかにめしも時間的に諦め・・・・親戚の叔母さんにおススメのかにめし屋「横手商店」を教えて頂くも通過です。

登別には何とか17時前に到着が出来て、 宿泊先「登別温泉・第一滝本館」 へ向かいます。

滝本と言えば、道内で知らない人はいない、有名な温泉旅館です。地獄谷の手前にあり、温泉浴場からも地獄谷の風景を眺められます。

まずは子供とプールで遊んで、そのまま温泉に入浴、夕食はバイキングレストランです。

夕食後、ゲームセンターで遊ばせていたら、居眠り始めて就寝。

夜は再度、温泉へ。

残念なことに露天でのビールやお酒の提供窓口が20時でクローズしてしまい・・・・味わえずに。

湯上りのコーナーでも飲めて味わえる蝦夷ウコギ 茶(麦茶?みたいな色)がアイヌも呑んでいたとされる名物品で、御土産用に購入です。一度、飲むとクセになる味で、麦茶のような色で漢方?生薬作用もあるようです。

館内にはアジア系の団体客が多く、休日にも関わらず、以前来た時とは来場客も減ったような印象です。とても大きい旅館ですが、温泉も、ロビーも、通路も、常に人が多かった賑わいが薄く、景気の悪さも実感です。

旅館から3分のところにコンビニ(セブンイレブンとセイコーマート)が2軒あり、北海道に来たのでセイコーマートで飲み物やアイスを購入です。

夜は東京に比べると寒くて、Tシャツではとても過ごせない陽気です。

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