ミリタリー探訪 呉編① 鉄のくじら
あまりのデカさに写メに収まらない!
**
広島に来たら訪れてみたかった場所~呉に行ってみました。
まずは「鉄のくじら」、正式名:JMSDF海上自衛隊呉資料館/てつのくじら館 へ。
海上自衛隊に詳しい訳ではないのでマイペースなログにて毎度の進行。写メもデジカメ&ビデオで子供を撮り捲っていたので、こちらではほんの少しになってしまった。
内部は撮影OK、詳しくは博物館のHP説明欄↑にて。
まずは、2F海上自衛隊の掃海艇任務(機雷除去)のコーナーを見学。
ペルシャ湾(湾岸戦争)、ソマリア海域の国際貢献活動、掃海された機雷の展示など。
イラク軍が浮設したロシア製の機雷を初めて見たけど、デカイ!異様な形状で不気味!
映画「007ユア・アイズ・オンリー」冒頭の英国スパイ魚船が機雷とぶつかるシーンを頭がよぎる。プカプカ波に浮いている機雷1発で船が沈む・・・・そう考えると恐い。
こちらは掃海艇より機雷を掃海する20mm機関砲の後方より~ガトリング砲、M61バルカン砲。
海上水面に浮かぶ機雷をコレで撃ち込むのでした。
魚雷みたいに見えるけど、機雷掃海時のフロートでした。シャークマウスのペイントが迫力。
3Fは潜水艦の展示コーナー
乗組員の寝台ベッド(実際に寝れる体験が出来る)、食堂、トイレなど居住スペースの展示、潜望鏡の操作も体験出来ます。
ソナー音もヘッドホンを付けて体感出来ます。
旧軍:伊号潜水艦の潜望鏡の展示、実際にレンズを覗いて海上を見る事が出来ました。
映画ファン的には伊号潜水艦と云えば映画「ローレライ」(設定では独製潜水艦)、「真夏のオリオン」、「1941」かな?。
WFカフェにローレライの特殊音響兵器:ローレライ・システムのプロップが展示してあった記憶です。
「ローレライ」も広島に関連した作品、HIPHOPシンガーKREVA氏も出演、架空戦記物とは言え戦史的な時代背景にも個人的には奥深い作品でした。評価はキビシイようですが。
終戦を早める為に、広島、長崎、第三目標を首都東京にロックオン計画!、破滅か救出か阻止か、役所氏の演技が素敵でした。
伊号潜水艦の模型と云えば、ニチモ、オーロラのがあったが倉庫の中で出せない。オーロラの伊号潜水艦のBOXアートはイイが、USAではやっぱり評価低くて、かなりの安価だった記憶?$10程度だった・・・・YAMATOと一緒で$15だったかな?
そして、いよいよ実物潜水艦展示の内部へ
退役した潜水艦で機密事項でも無さそう?で写真もOKでした。
説明員が側に居て、手取り足取りで装置の解説をしてくれます。潜望鏡も覗けますが、行列必至なので狭い艦内が余計に窮屈(臨場感と云えば聞こえはイイが)に感じてきます。
この時はイイ年してもハンドル操作してしまった。但し、お子様達の大行列が後ろに控えているので大人は(泣く泣く、この感動は判ってもらえない)直ぐに席を譲り離れるのでした!
実物潜水艦の乗船経験は、リゾート観光用のアトランティス号のみ、潜航して動くのはです。アトラクション系では、ディズニーリゾート、懐かしの横浜ドリームランドの潜水艦、乗れた幼少時は未だに思い出に残る。
退役した博物館系では、ハワイのパールハ―バ―の潜水艦ボーフィン号!本物の潜水艦に乗れる!(正確には内部の見学)大感激でした。この潜水艦見学の為だけでもハワイには行きたくなる。ハワイの凍資物件も放ったらかし、サーファー叔父さんも自称だが何だが関わりたくないので距離を置いて、さらに家族を持つと旅費も倍掛かるのでハワイ訪問も「遠すぎた橋」、行ける方が羨ましい。サントリー系新宿のTIKITIKI (ダイナック・権利確定月変更注意)でも行ってマイタイとマヒマヒでも食べたくなってきた。
ドイツのUボート博物館巡りもしたいしと、まだまだ気になる事が有り過ぎ、かな。
戦跡や戦争関連博物館を見学しておいて「戦争は残酷」と云う議論は敢えてしないが、クラウゼヴィッツの「戦争論」 から語ると長くなるので敢えてSTOP。
次は、お隣の博物館、戦艦・大和博物館へ。
« バンパイヤ―・ナイト | トップページ | ミリタリー探訪 呉編② 大和ミュージアム »
「ミリタリー&モデルガン」カテゴリの記事
- 2016.05 静岡H③戦闘車両(2016.12.18)
- ベトナム特集~(2016.11.28)
- コンバットごっこ(2016.10.20)
- マスダヤ シュマイザー MT-36 (2016.10.19)
- 戦う女は美しい(2016.10.03)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
こんにちは。
映画を観る機会が少ない私ですが「ローレライ」は映画館で観ました。
潜水艦映画としての内容はよく覚えてませんが(^_^;)、香椎由宇がミステリアスだったことだけは覚えてます。
「潜水艦映画に駄作なし」みたいな映画界の格言みたいなのがあるらしいですが、まぁ、それなりに面白かったです。
そんな私が潜水艦モノに興味を持ったきっかけは、映画ではなく漫画の「沈黙の艦隊」。
原作は途中から政治色が強くなっていくので潜水艦モノとしてはどうかと思いますが、
ベイツ兄弟との北極圏での戦いあたりまでは面白いです。
アニメ化もされてますが、3巻出ていてやはりこの北極圏での戦いまで。
たぶん発売元もわかっているのでしょう。
探せばレンタルビデオ店にあると思うので、よかったら。
また、原作は大型の漫画喫茶には必ずあるので、まだ読んでなかったらどうぞ。
投稿: 大の大人 | 2012年4月12日 (木) 13時21分
大の大人さん、コメントをどうも有難うございます。
広島は色々感慨深く、かつ、クセになりそうなスタイルで楽しめました。
「ローレライ」~実写だと・・・・なのですが、私もそれなりに面白かった映画でした。
潜水艦映画、戦争モノ~人間ドラマ的な描きもあるので評価される作品も多いですね。
香椎由宇がドイツ人ハーフ役で、彼女もハーフぽかったので、あの役に合っていた印象です。
「沈黙の艦隊」かわぐちかいじ作品も漫画もアニメも全てを観てはいないですが、潜水艦ファンにはたまらないです。結構、巻数も多くて途切れ途切れの記憶で、ラストの行方が・・・・。
潜水艦モノ、何か魅かれるロマン?みたいなモノがあるのです。
投稿: ゼブラ | 2012年4月13日 (金) 00時19分