伊庭八郎 朝涼忌 2012
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昨年に引き続き、貞源寺にて執り行われる、伊庭八郎「朝涼忌」に参加でした。
昨年のログ: 2011年6月 6日 (月)伊庭八郎 朝涼忌 2011
参加は3回目になりますが、今回、HP上では告知更新があまりなかったようで、とりあえずミクシから参加表明(私を入れて3名)をしておきました。昨年に比べても参加者数が少ない印象?、私のような部外者だとチョイと居づらいかな?ぐらいの人数でした。
伊庭八郎ファンには1年に1回の貴重な機会、知り合いが居なくても図々しく参加しています。
例年、雨にたたられる事も多いですが、本年は快晴、暑いくらいの陽気でした。
先月、JPN地方参戦が立て込んでいたので移動中の読書本は、池波正太郎:著「幕末遊撃隊」を。
粋な幕末の美剣士:イバハチこと、伊庭八郎の幕末の壮絶・激動の時代を駆け抜けた、青春幕末時代小説。
江戸:御徒町に剣術道場を開いた(経営)八郎の立ち回り場所の浅草や下谷、上野、私にとっても馴染みのある街なので、当時の風景を妄想しながら読み進めて、八郎の生き様や剣術への精神、慈しみの愛、「義」などなど、ストーリーに取り込まれるかのように一気に読み終えてしまいます。
いつか、原作が映画化されたらなぁと、映画ファンは待っています。
何回も読んでいますが、今回の朝涼忌に合わせて、気持ちを「幕末遊撃隊」で温め、朝涼忌へ向かいます。
(カッコつけているけど、ホントウは前夜はJPN沖縄のTWIやUSTなんかを観まくって夜更かし、午前中は不忍池でスワンボートやゲーセンと雑多に過ごしてます。
但し、敬虔な気持ちと真摯な態度で朝涼忌へ)
本年から登場された「朝涼忌」の旗
都会の住宅街の中とは思えぬ喧騒から離れた閑静で厳かな場所
伊庭家墓前にて焼香
そして、心形刀流風心会の方々の縁武
緊張感がヒシヒシと伝わります。
代表者の縁武では、さらに緊張感が増して、オーラが力強く漲ります
観ている者~つまり自分ですが、我心の邪念が洗われるようで、気持ちが引き締まります。
心形刀流の教え「自分の本心を探求すること」、自分と向き合う気持ちを剣を通して見つめ直す、清らかなココロを持ちたいものです。
剣を持つと強くなる気持ち~子供ならではの感情ですが、大人の今、剣を通して精神修養の念で自らを戒めたい気持ちです。
子供の時に習っていた剣道、チカラで相手に挑んでいた対戦試合ではホント下手で弱くて・・・・、チカラじゃなくて「気」なのです。
その後、懇親会に参加。
心形刀流代表者の方に御挨拶、と云うか開催の御礼を申して感謝です。
知人が所用で懇親会を不参加の為、ボッチ参加で寂しかったのですが、昨年同様、歴史に詳しい識者先生がいらしており、新撰組や剣術など学術的な御話を伺う事が出来て貴重な歴史談義を楽しめました。
ミニエー銃についての談義など歴史話を直接に伺える!こういう件も懇親会の醍醐味です。
知人の作成した、伊庭八郎のフィギュア (ガレージKIT)
当ブログでは何度も登場している御馴染さんです。
朝涼忌では販売は行わなかった(展示のみ)ようですが、7月のワンフェスでは展開されるようです。
隻腕の美剣士:伊庭八郎
他には東郷平八郎、近藤勇、土方歳三もラインナップされています。
作品の精巧度を受けて、新撰組歴史遺構の某所にて展示・販売の依願あり、近々本格的に展開されます。知人の更なる躍進!嬉しいです。
造型も手掛ける知人には、「ゲーベル銃」「スナイドル銃」「ミニエー銃」の1/6サイズのモデル化も談義をしているので、何れの機会に幕末・銃器:1/6サイズシリーズが誕生するかも?な期待です。
幕末・銃器ラインと云う、かなりマニアックな路線は大陸ではマネされない?かな。
参考:スナイドル銃
参考:ゲーベル銃
こちらに参加後、六本木のZOMBIE場に行こうとしたけど、霞が関辺りで急遽呼び戻しで帰宅~トホホでした。
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