松田優作 DVDマガジン「殺人遊戯」
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「殺人遊戯」の原題~もしかしたら「ゴキブリ用心棒 俺が裁く!!」
阿藤海さんとの軽トラでの取り立てシーン”ゴキブリ商事”
何回観賞してきたのか数え切れない
蛾次郎「ねばあ~ぎぶあっぷ」
このシーンは優作のアドリブかな?絶妙な遣り取りと独特な台詞のイントネーション
某処でこのシーンを井口さんにオマージュ再現したかったが日程で叶わなかったのが悔やまれる。
中島ゆたかさんのクールビューティーさ
スクリーンに吸い込まれるような美しさ
毒のある薔薇のような危険な、触れてはいけないような綺麗さ
オープニングの中島ゆたかさんとの別れのあと海外から戻ってきた鳴海昌平の麦わら帽子・・・・人間の証明オマージュだなとかetc
「殺人遊戯」が超大好きな村川監督作品なので語りも長くなり止まらないのでSTOP。
勿論、VHSもDVDも持っているが、特典のスペシャルインタビュー阿藤快(合唱)氏目当てで購入!
死に際だけはきれいに飾れ!
シビレるなぁ、この優作の感じ!!
44マグナム実弾射撃を最近したが、てっきり8と1/3インチの方が反動が大きいと思っていたがインストラクターに色々尋ねたら4インチや6インチより反動が安定して狙いが撃ち易いと教えて貰った。44マグナム8と1/3インチについて何れの機会にて。
44マグナムの轟音に、しなやかな優作のGUNアクション、片手のマグナム撃ち、長身の8と1/3インチ44マグナム、あの黒いマグナムが黒豹のようなスタイリッシュな優作に良く似合う。
元習志野空挺出身&PK0従事者さんとGUNアクション談義した時に、リボルバーのスイングアウトは絶対NGと教えて貰った~スイングアウトするとGUN本体に狂いが生じ実戦の時に影響が出てくる、なので必ず手で押し込んでスイングアウト保持確定を行なう動作~さすが本職経験者故の見方。
なので、実弾射撃場で優作の遊戯シリーズを真似て、44マグナムのスイングアウトは絶対NG、ヘタすれば強制退場させられかねない~リボルバーのスイングアウトはモデルガンで練習?するのがせいぜいなのである。
勿論、MGCや国際の黒いプラスチック・44マグナムモデルガンで、スピードローダーで装填、さんざんスイングアウト遊びはしてきた。あのカチッとする音がテンションUP!
「殺人遊戯」の44マグナム:GUNアクションシーンは仙元撮影監督の魅せる映像美とカメラワークが素晴らしい。
松田優作 DVDマガジンに「華麗なる追跡 THE CHASER」はラインナップされたら超嬉しいが・・・・
優作の映像(TVドラマや映画を含めて)ラスト作品は「華麗なる追跡」
「遊戯シリーズ」で優作アクション映画の世界観を見事に演出され、優作をスクリーンに輝かせた村川監督
「野獣死すべし」以後、村川監督と優作は其々の”己の道”を進む。
優作は文学作品や芸術的な作品などの演技派の方向性へ
村川監督は石原プロダクション作品、「あぶない刑事」など
「ブラックレイン」を撮り終えた松田優作は自分の病を隠しながら、フローレンス・ジィナ―との共演作品で”走りが絵になる役者”から、「野獣死すべし」以来の村川監督からオファーを受ける。
「華麗なる追跡」クランクアップ後、「ブラックレイン」公開中に優作は他界
「華麗なる追跡 THE CHASER」は松田優作 最後の主演作品で遺作
そして監督は遊戯以来からずっとタッグの村川透監督。
猛獣は最期に猛獣使いである主人への元に戻ってきた、そして猛獣は猛獣使いの主人の元(映像)を最後に息を引き取る。
村川監督にお会いした時に「やつは猛獣、俺は猛獣使いだった。最後に奴は俺の元に戻ってきたんだ。これからだった・・・・」この先の事は監督には正直辛くて何も御話が出来なかった。
超絶大好きな「殺人遊戯」を観賞して、優作気分になりきって?、優作をスクリーンで輝かせ俺達を魅了させてきた村川監督作品には我思い入れも深い。
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